アスパラにピッタリのディップ
バーニャカウダです!
イタリア北部、ピエモンテ州の料理で、
にんにくとアンチョビ、オリーブオイルを煮立ててつくるソース
スティックにした好みの野菜やフランスパンにつけたり、
帆立貝柱のオリーブオイル焼きや
パスタに絡めても美味しくいただけます。
バーニャカウダはピエモンテ州の古い方言で
「温かいソース」という意味だそうです。
バーニャカウダポットがあれば、
食卓でソースを温めながらいただくと、
アンチョビとにんにくの香りがますます食欲をそそります。
■材料(スティックサラダ用で2人分)
にんにく:50g(1/2個)
アンチョビ:20g
エクストラバージンオリーブオイル:100cc
牛乳:適量
STEP:1
にんにくは皮をむき、
タテ半分に切って中の芽を取り除く。
STEP:2
鍋に牛乳を注ぎにんにくを入れて強火にかけ、
沸騰したら弱火にし、
にんにくがやわらかくなるまでゆでる。
串が通るようになれば火を止める。
牛乳でゆでることで食後の臭みを取り除く
STEP:3
エクストラバージンオリーブオイルを入れた小鍋を用意し、
STEP:2のにんにくだけを取り出してオイルの中に入れ、
フォークなどでよくつぶす。
にんにくがなかなかつぶれない場合、フードプロセッサーに
にんにくとオリーブオイルを少量いれて撹拌してください。
なめらかなソースになります。
バーニャカウダは、オイルの味が決め手
STEP:4
アンチョビは細かく切り、
STEP:3の鍋に入れて弱火で焦がさないようにかき混ぜながら溶かす。
フォークや木べらでつぶしながら加熱し、
全体がペースト状になったらできあがり。
STEP:5
筋を取り除いたセロリ、にんじん、きゅうりなど
お好みの野菜を切ってスティック状にします。
グリーンアスパラははかまをとって下ごしらえをして、
軽く塩ゆでします。
これらの野菜を氷水に入れてしゃきっとさせておくと
より美味しくいただけます。
ここでは使いませんでしたが、
大根や赤カブ、チコリなどもよく合うと思います。
STEP:6
仕上げに生クリームを加えると、
マイルドでよりなめらかなソースになります。
できあがりの直前に、
生クリームを加えよくかき混ぜてすぐに火を止めてください。
生クリームの量はお好みで調節してください。(ここでは大さじ3入れました)
にんにくはなかなか、なめらかにはつぶれません。
ツブツブが残っているのが気になる方は、
STEP:3の前に、にんにくを取り出して裏ごしするか、
エキストラバージンオリーブオイルとにんにくを一緒にミキサーで攪拌してください。
なめらかなソースになります。
バーニャカウダは保存食です。
冷蔵庫で1カ月ほど保存できます。