北海道の越冬野菜はなぜ甘くて美味しいのでしょうか?

越冬野菜という言葉を

ここ最近耳にするようになりましたね

 

じゃがいも、かぼちゃ、にんじん、大根、白菜、長ネギなどの野菜が

雪の下で冬を越すと甘くなるのはなぜでしょうか?

 

今回は、北海道の越冬野菜が

なぜ甘くて美味しくなるのか

詳しくご説明いたしますね(^^)

 

★越冬野菜が甘くなる理由★

じゃがいも、かぼちゃ、にんじん、白菜などの植物の多くは

秋から冬にかけての気温の低下を感じて

冬の厳しい寒さに耐えられるような身支度を始めます

 

そのような身支度の一つが

水に溶けやすく電気的に中性な物質を

細胞の中に蓄積することです

 

このような物質の代表が

ショ糖やブドウ糖、果糖など

冬野菜の甘さの成分なのです

 

では、なぜ、植物は秋から冬にかけて

細胞の中に糖分を蓄積するのでしょうか?

 

第一の理由は

細胞の中を凍りにくくするためです

 

通常、多くの植物では気温が氷点下になると

細胞の外に氷ができます

 

糖分が蓄積すると、細胞内液の濃度が上昇するため

細胞内は凍りにくくなります

 

つまり、細胞が生きられる確率が高くなるのです

 

もう一つの理由は、細胞外の凍結により

脱水状態になった細胞内に存在するタンパク質や核酸

多くの生体膜を保護する役割があるためです

 

蓄積された糖分は

非常に親水性が高いという特徴があります

 

同じく親水性の高いタンパク質や核酸

それに様々な生体膜に結合し

これらの物質を凍結による変性から保護することができると考えられています

 

つまり、植物が糖類を蓄積することは

植物にとって厳しい冬を生き抜くために欠かせないことなんですね(^^)

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