サンファームの方々は皆さんとても温かい方ばかりです。
いつ訪問しても楽しそうにお話を聞かせてもらえます。
そんな方々が育てられたためか
野菜たちがとにかく立派に大きく育ち
野菜本来の美味しさに溢れています。
農薬を極力使わない、減農薬栽培にこだわりがあります。
ですが、時には農薬が必要なんです。
人がインフルエンザに感染すると薬を使って一命を取り留め、他の人へ感染することを防止するように野菜も病気の防除が必要不可欠です。
同じ種類の野菜が、同じ土地でひしめき合って育つ状態は自然な状態ではなくむしろ人工的な状態です。
人も人工密度が高いと病気が流行しやすいように
野菜も同じことです。
できるだけ薬を使わないよう、
機械でタイミングよく草取りをしたり
手作業で草取りをしたり
こういう気遣いがあるからこそ
野菜が元気で立派に育つのです。
サンファームさんは、なんと13品目もの農産物を
大規模に、そして見事に作っています。
各品目の品種の違いも含めると数十種類にもなります。
これだけの種類を全て見事に作るのですから
まさに「野菜のプロ」と、私は思います。
ですが、サンファームさんから見ると
「まだまだ」らしいのです。
プロには分かる出来、不出来
謙虚に「美味い野菜」を追求する姿勢に感服しました(^^)
サンファームさんがある留寿都(ルスツ)村は、北海道の南西部、後志支庁、羊蹄山(別名:蝦夷富士)の麓、洞爺湖の北側に位置します。
雪質の良いスキー場でも有名なルスツ村は、春から夏にかけては温暖で晴天の日が多いですが、冬は季節風の影響で降雪量が多く、北海道でも屈指の豪雪地帯です。
羊蹄山から流れ出るミネラルたっぷりの水が、野菜の健康、栄養、美味しさを倍増しています。
サンファームさんとは偶然の出会いでした。
私がルスツ村方面を車で走り回っていた時で
まだ朝7時前でした。
雰囲気の良さそうな農場の看板が目に留まり、
直感で車を急停車させました。
視線を農場のほうへ移すと
木造で温かみのある事務所が目に入りました。
早速Googleで農場を検索
すると、笑顔の代表の方の写真が見つかりました。
「これはぜひ一度お会いしたい」
直感を頼りに、勇気を出して
野菜の選果場の方に声をかけました。
ニコニコ笑顔で出迎えてくださったのは
サンファーム常務取締役の藤堂さん。
先ほどの木造の魅力的な事務所に通してくださり、
サンファームについて、野菜作りについて
早朝に突然お邪魔したにも関わらず
とってもご親切にお話いただきました。
お忙しいにも関わらず、代表の方をはじめ
続々と事務所に集まって来てくださるサンファームの方々。
皆さん元気でご親切な方ばかりです(^^)
農場の入り口を見たときの直感はコレだったんです!!
魅力的な農家さんはオーラが出ています。
お飲み物としてお出しいただいた
雪の下人参100%、手作りのキャロットジュース!!
これが美味しすぎてビックリ!!
人参しか使用していないのにこんなに濃厚な甘みがあり、
後味スッキリのキャロットジュースになるなんて・・・
そして、大根選果場もご案内いただきました。
こんなに美味しい大根、生まれて初めて食べました(^^)
今朝とれたての大根を包丁でカットすると、
シュパッと心地よい音がして水が溢れ出ます!!
新鮮な大根って、色が白ではなく透明なんですね!?
しかも大根の先端まで全部甘い。
「大根おろしにしたらどんぶり一杯でも食べたくなるよ」
と藤堂さん。納得です!!
こんな農家さんが作ってくださるのなら
どんな野菜も美味しそうですよね(^^)